今週もゴチになります ~太一で「炙りサーモンとマグロの握り」

憩える和める居酒屋

7月に開店一周年を迎えた日本料理の店「太一」。
〝憩える〟、そして〝和める〟居酒屋だけに、会社員や家族連れのにぎやかな談笑で溢れている。
その秘訣は、オーナー兼店長の劉さんをはじめとするスタッフの温かさ。
常連客とのコミュニケーションを大切にし、お客さんが本当に食べたい料理を日々、模索している。
実際、常連さんのリクエストによってメニューに載った料理も少なくない。
これからの季節は、松茸料理がおすすめ。
雲南省産の野生の松茸を使った「焼き松茸」(65元)や「松茸握り」(35元/2貫)など、リーズナブルに中国ならではの贅沢が楽しめる。
ほかに、「チキンカツ」(35元)、「キノコと牛肉炒め」(35元)、煮物などの家庭料理も続々仲間入りしている。

脂の乗った炙り寿司

今回のサービスは、同店の人気メニュー「炙りサーモン握り」(25元/2貫)と「炙りマグロ握り」(30元/2貫)のスペシャルセット。
新鮮な刺身をサッと炙ることで、旨味を閉じ込める。
上にかかったマヨネーズと青ネギが、脂の乗ったネタと絶妙に絡み合う。
そのままでも充分いけるが、お好みで醤油をプラスするもよし。
大ぶりのサーモンは、思い切り大口を開けて一口でいこう。
寿司といえば、やはり日本酒。
10種類以上が揃う日本酒は、炙り寿司と相性のいい、キリッと冷えた冷酒を選びたい。
憩いの居酒屋で1日の疲れを拭い、心と胃袋に灯りを点して帰ろう。

info
住所:朝陽区建国路93号万達広場15号楼1階34号
電話:5960-3318
136-7108-6569、139-1010-6793(日本語可)
営業時間:11時~23時
席数:70席(個室2)
予算:昼28元~、夜80元

 

~北京ジャピオン2012年9月10日号

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