お医者さんの御用達~第234回「歯ブラシ」

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正しい歯磨きで一生物の歯に

――先生、そろそろ子どもにきちんと歯磨きを教えたいのですが、ポイントは何でしょうか?

先生 はい。まず歯磨きの大切さを教えてあげてくださいね。虫歯になると噛む力が衰え、消化不良や栄養不足にも繋がり、お子さんの成長にも影響します。虫歯予防には最低でも朝晩2回は歯磨きを。特に重要なのは夜。日中に口から入った無数の細菌をしっかり除去しておかないと、寝ている間に繁殖して虫歯や歯周病を引き起こします。

――どんな歯ブラシを選べばいいでしょうか。

先生 奥歯2本分が隠れるサイズで、柔らかめをオススメしています。実際、磨く時に力が入りすぎると歯茎を傷つけたり、歯の表面を削ったりしますから。

――磨き方のコツは?

先生 歯ブラシは鉛筆を持つように握り、歯茎と歯の根元の部分に45度の角度で当て、上下に動かします。磨き残しが多いのは、上の奥歯の外側と下の前歯の内側です。奥歯の外側は軽く口を閉じると磨きやすくなります。下前歯の内側は、ブラシの「かかと」の部分を使って磨きます。一本一本磨くのは習慣になるまで大変ですが、歯は一生モノです。正しい磨き方と半年に一度の定期検診で一生、自分の歯を使っていきましょう!

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~北京・天津ジャピオン2015年8月10日号

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