活性炭の力で不純物をカット

――先生、ずいぶん前に風邪をひいて大半の症状は回復したのですが、鼻水だけが止まりません（涙）。

 

先生　もしかすると乾燥や大気の汚染も関係して、普通の風邪からアレルギー性鼻炎になってしまったのかもしれませんね。粘膜の状態を調べれば、すぐにわかります。飲み薬やステロイド剤でケアしていけば治ります。

 

――こんなツライ症状はもうイヤです…。

 

先生　そうですね。日ごろから油断せず、予防に力を入れましょう。そこで今回、オススメしたいのは、活性炭マスクです。活性炭は様々な有害物質を取り除く働きがあります。無数に開いた微細な孔が表面積を広げ、それによって空気中の有害な粒子を効率よく吸着してくれるんですよ。

 

――でも、この高性能なマスクも使い捨てなんですよね。ちょっともったいない気がします。

 

先生　そうですね。例えば大気の汚染指数が１５０以下の時は、普通のマスクでいいと思います。それ以上になったら、高性能のマスクでガードしましょう。ポイントはマスクをしっかりと顔に密着させることです。粒子捕集率が95％以上と表示されていても、隙間があると意味がありません。お子さんは特に注意してください。このほか、外出したら必ず鼻と口、そして顔を洗いましょう。まだまだ寒いので油断せず、風邪をひかないよう気を付けてくださいね。

～北京・天津ジャピオン2016年01月18日号～