男児の体内から女児 〝寄生性双生児〟

【安慶市12月4日】安徽省安慶市で近頃、生後7カ月の男児の体内に、女の胎児が見つかるという出来事があった。
家族によると、男児はほかの赤ん坊に比べ、生まれた時点で腹が大きく、さらに日を追うごとに膨らんでいったという。
7カ月が経過すると皮膚は引き攣り、毛細血管が浮き出て、睡眠や食事もしたがらなくなったため、医療機関で受診。
母親の胎内に2つあった受精卵のうち、一方が一方の体内に入り込む「寄生性双生児」であることが判明した。
女の胎児は男児の腹腔内で成長し、消化器官などを圧迫。
2時間の手術により摘出された。体長は18㌢。
医師によると、こうした症例は極めて珍しく、50万分の1の確率だという。

 

~北京・天津ジャピオン2014年12月15日号

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