北京で男性が狂犬病で死亡 死後にウイルス陽性が発覚

【北京12月17日】北京大学第三医院救急室で12月12日(金)午後、32歳の男性が狂犬病で亡くなった。
同男性は12月7日(日)に1日に40~50回の射精が起こる異常が生じ、10日(水)には39度の高熱と、興奮状態で泡を吹くなどの症状が表れた。
複数の病院で診察を受けたが、病因は特定されなかった。
その後、北京大学第三医院の当直医師は、外界の刺激を恐れるなどの男性の典型的な狂犬病症状に気付き、家族に確認。
昨年と今年の夏に2度、犬に引っ掻かれたことが分かった。
死亡後の検査により、男性が狂犬病ウイルス陽性であることが判明した。
同医師によると、狂犬病は体液を通して伝染するため、接触のあった家族や知人は直ちに狂犬病ワクチンを接種したとしている。

 

~北京・天津ジャピオン2014年12月22日号

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