ハリウッドの技術を中国へ 中国企業、VFX大手買収

北京小馬奔騰影視文化発展有限公司は11月4日(日)、北京市内で米VFX(特殊効果)制作会社のデジタル・ドメインとの提携契約式典を行った。
双方は北京に合資会社を設立し、中国にハリウッドのVFX技術を導入、発展させていく計画。
国内にVFXスタジオを建設し、専門学校も建設する予定であるとした。
同社の鐘副董事長は式典で、「今回の提携により、今後ハリウッド大作のVFXが北京で制作可能になるだろう」と語った。
「デジタル・ドメイン」の創始者は、映画監督のジェームズ・キャメロン。
同監督作『タイタニック』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど数多くのハリウッド大作を手がけてきたが、今年9月に破産、同社に買収された。
(11月5日)

~北京ジャピオン2012年11月12日号

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