〝毒イチゴ〟報道による打撃 経済損失額は2683万元に

【北京5月14日】近日、国産イチゴから基準を超過した農薬・アセトクロル除草剤が検出された〝毒イチゴ〟報道を
受け、昌平区のビニールハウス6000棟のイチゴが2683万元の経済的損失を被ったことが分かった。
北京市網絡安全と信息化領導小組弁公室と北京市科学技術協会は5月13日(水)、首都インターネット協会新聞評議専門委員会に会議招集を要請、〝イチゴを食べるとガンになる〟のデマを払拭するとした。
昌平農業服務中心によると、この報道の昌平区のイチゴ産業に対する影響は深刻で、各棟のイチゴの1日の販売量
は8・26kgから1・5kgへと激減し、1kgあたりの単価も39元から16元へと値を下げた。
事件発生から今日に至るまで、経済損失額は2683・26万元に上り、イチゴ狩りの観光客も21・33万人減となっている。

~北京・天津ジャピオン2015年5月25日号

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