ネットユーザーの幸福度 最も必要なのは〝持ち家〟

中国ポータルサイトの新浪公司は11月20日(火)、ネットユーザーを対象にした「幸福」に関する調査結果をまとめた『幸福的成本微博調査研究白書』を発表した。
これによると、住宅と医療、教育、老後の問題が幸福感に最も直結するキーワードであることが分かった。
白書では、幸福の最も重要な物質的要素として最多の回答は「住宅」であるとしている。
調査によると、家の購入を含む住宅問題を結婚と関連付ける回答者が15%に上ったほか、家庭や愛情、子供といった幸福にまつわるキーワードとも住宅が必ず関連するという結果になった。
また、子供の教育を家庭の幸福として重視する回答者も多く、8割以上が教育支出を長期投資と考えていることが分かった。
その他、社会保障について22%が老後の心配をしていると回答。
市民と政府公務員の年金格差など待遇の不平等を憂う声が挙がった。
さらに、サンプリング調査の25%の回答者が医療費が高いと回答、診察のための行列と医療腐敗の問題を指摘する回答がそれぞれ15%に上った。
(11月21日)

 
~北京ジャピオン2012年11月26日号

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