天津で爆発燃焼事故が発生 違法倉庫に大量の危険化学品

【天津10月14日】天津永晟化工有限公司の危険化学品倉庫で10月12日(月)21時40分頃、爆発燃焼事故が発生した。
数時間後には火は消し止められ、事故による死者やケガ人はなかった。
「中国網事」記者の調査によると、同社は違法に個人の倉庫に危険化学品を貯蔵。
倉庫は民家から遠くない距離だったとしている。
初動調査で明らかになったところでは、同社は天津市区に登録されているが、違法に借用していたのは北辰区西堤頭村村民が所有する700mの倉庫で、倉庫の中にはエタノール3000kg、酢酸1000kg、グリセリン800kg、水酸化ナトリウム500kgなどが保管されていた。
専門家によると、中国では化学工業の急速な発展に伴い危険化学品倉庫は25%以上、一部の地区では30%以上が不足、一部は“黒(違法)倉庫”に行き着くと話している。

~北京・天津ジャピオン2015年10月19日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP