北京、集中暖房期間がスタート 開始直後のクレームは54%減

【北京11月16日】北京市では11月15日(日)、正式に集中暖房の供給がスタートし、北京市政市容管理委員会は室温が標準の18度に達しない場合は暖房供給サービスホットライン「12319」に通報するよう呼びかけた。
統計によると、15日16時までに北京市暖房供給サービスホットラインで受けた通報件数は1695件で、前年同期比で54%減。
また、北京熱力集団ホットラインへの通報件数は1万693件で、前年同期比34%減となった。
北京熱力集団の広報によると、同社では通報を受けてから15分以内に使用者と連絡を取り、50分以内に現場へ到着することを目標として
いる。
市政市容管理委員会関連責任者によると、ホットラインで受けた電話の大多数が「暖房が効いていない」というクレームで、供給直後は暖房管内の気体が排出されていないことが原因だと説明した。
なお、今年の北京市集中暖房供給の総面積は7・8億平方メートルに上り、前年比3000万平方メートルの増加となっている。

~北京・天津ジャピオン2015年11月23日号

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