ネット上の個人情報漏洩問題 もっとも攻撃が多い都市は北京

【北京12月22日】360互聯網安全中心は2015年12月22日(火)、「中国ネット安全報告2015」を公表した。
これによると、ネット上の個人情報漏洩がもっとも深刻な地区は北京であることがわかった。
報告によると、同社が14年11月18日(水)までに検出した個人情報漏洩が存在するサイトは101.5万で、前年比64.5%増だった。
また同期間、同社のセキュリティソフト360網站衛士が阻止した各種サイトへの不正アクセスによる攻撃は16.5億回で1日平均512.2万回、前年比135.7%増となった。
このうち、都市別でもっとも攻撃を受けたのは北京の2.9億回、蘇州の1.6億回、上海.鄭州の1.5億回、青島の1.4億回の順だった。
これに対し専門家は、情報入力の段階で漏洩の可能性があるものの、即時のトラブル修復により情報の流出は回避できるとし、サイトの修復率が低いことがネット安全が直面する重大な問題だと指摘している。

 

 
~北京・天津ジャピオン2016年1月4日号

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