【B級】全身に寄生虫蔓延 生の豚肉から感染

【雲南1月20日】雲南省迪慶蔵族自治州に住む23歳の女性が、最近体調不良を訴え医療機関にかかったところ、寄生虫が全身に住み着いていることがわかった。
女性は近頃、身体の至るところに痛みを感じ、目の痛みで涙が止まらなくなることもあったという。原因不明のまま1カ月が過ぎ、神経内科を受診。CT検査の結果、脳や眼球、大腿部、腹壁、背部の筋肉、果ては舌や顔面筋肉までを寄生虫に侵され「有鉤嚢虫症」を発症していると判明した。女性の住む地域では、生きた豚を屠殺した当日に生のまま食す習慣があり、豚の寄生虫が体内に入ったものと見られる。
有鉤嚢虫症は筋肉や皮下、眼球、脳などに寄生し、てんかん、知覚異常などを引き起こす。

 
~北京・天津ジャピオン2016年2月1日号

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