〝二人っ子政策〟後の調査結果 働く女性の6割が第二子望まず

【京津5月16日】大手求人サイト「智聯招聘」は最近、「2016年職場ママ生存状況調査報告」の調査結果を発表した。これによると、約6割の女性が第二子は必要ないと考えていることがわかった。

同調査には1万4290人の女性が回答。第二子を出産していない女性のうち、58・71%が「第二子は欲しくない」と回答。一方、子どものいない女性のうち、「子どもはいらない」としたのは20・48%で、主に〝80後(80年代生まれ)〟〝90後〟だった。「なぜ子どもが欲しくないのか」の問いに対し、「子育て費用が高すぎる」が56・8%と最も高く、「時間、体力が足りない」が53・6%と続いた。また、「仕事、キャリアアップへの影響が心配」が41・86%で、具体的には「昇級・昇給が困難」が56・89%、「子育て後の職場復帰が困難」が53・18%、「個人の価値が下げられる」が50・73%、「仕事の効率が下がる」43・67%と、回答者の95%以上が子育ては女性の職場に影響を及ぼすと考えている。

~北京・天津ジャピオン2016年05月23日号~

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