北京市禁煙政策を企業別に強化 微信によるクレーム通報を開始

【北京9月19日】北京市衛生と計画生育委員会は9月19日(月)、今後、市民はWE Chat(微信)公式アカウント「無煙北京」を通して違法喫煙行為を通報できるとした。同時に「禁煙地図」で各企業のクレームや改正状況が把握できるとした。

北京市禁煙協会関連責任者の紹介によると、「無煙北京」ページ下部にある「控煙行動」を選択し、その中の「投訴挙報(クレーム通報)」ページから企業名、住所、違法行為などを入力し、違法行為の写真もアップできる。クレーム後は「禁煙地図」の該当地に青いランプが点滅し、北京市禁煙協会のボランティアがクレーム情報をもとに関連企業に赴き、処理を行い、その後の二次調査でランプの点滅を継続するか否かを決定するとしている。

また、「禁煙地図」にはクレーム3回以下が青いランプ、3~5回はオレンジ、5回以上は赤いランプで示し、説得に耳を貸さない、または改正を行わない企業は北京市衛生監督所が介入し、処理にあたるとしている。

~北京・天津ジャピオン2016年09月26日号~

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