「アラブ舞踏」にクレームの嵐 キレた観客100人が返金要求

【北京10月25日】朝陽区の保利劇院で10月25日(火)夜、「アラブ舞踏音楽盛宴 Arabic」の上演後に約100人の観客が激怒、主催側にチケット料金の返金を迫る騒ぎが起こった。

観客の証言によると、同イベントは「アラブ舞踏」の謳い文句とは裏腹に約2時間の上演中、ステージ上にアラブの女性はひとりも登場せず、5~6人の中国人ダンサーが重複して登場していた。また、演出もやや低俗で、明らかにレベルが低かったと漏らしている。

上演後、ホールの入口には観客約100人が詰めかけ、「料金を返せ!」と声を荒げて警備員が介入する場面もあったという。

騒ぎは約1時間にわたり、保利劇院と主催側は協議の結果、チケット料金の返却を決定。100~880元のチケット額面金額を返金した。
~北京・天津ジャピオン2016年10月31日号~

 

 

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