北京警察の〝ドラッグ撲滅作戦〟開始1カ月で1500人を逮捕

【北京11月4日】10月8日(土)より年末まで市内全域において展開している〝ドラッグ撲滅作戦〟で、北京警察は11月9日(水)、開始から1カ月で薬物案件189件を摘発、逮捕した各種薬物違法犯罪容疑者は約1500人に上るとした。

北京公安局薬物禁止総隊副総隊長は同日、記者会見の席上で〝ドラッグ撲滅作戦〟は明らかな効果を得ているとし、この1カ月で摘発した薬物案件は前年同期比26%増、逮捕した容疑者は52%増だと発表した。なお、薬物違法犯罪容疑者は約1500人のうち、麻薬使用者が約1300人、麻薬犯罪容疑者が約200人となっている。

10月の作戦開始以降、市内の派出所では薬物犯罪の手がかり約230件を探り出し、関与した者約470人を逮捕。各種薬物1万2000gを押収、行方不明の薬物使用者23人を発見している。一方、市内の各治安検査所では薬物違法犯罪容疑者56人を逮捕、麻薬3・84g、コカイン30・62gを押収している。

~北京・天津ジャピオン2016年11月14日号~

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