6割が物価高に難色も 購買意欲は収入に伴い増加

中国人民銀行は12月18日(火)、「2012年第四季度儲戸問巻調査報告」を発表した。
物価に対する満足度指数は22%と昨年同期比5・5ポイント上昇したが、回答者の58・5%が物価が高すぎて受け入れがたいと感じていることが分かった。
同調査は、全国50都市の口座開設者2万人を対象に、人民銀行が四半期毎に行っているアンケート調査。
今回発表された2012年第4四半期の結果では、収入に対する満足度は51・8%、未来の収入に確信が持てると答えた割合は56・3%で、それぞれ前年同期と前四半期に比べ上昇した。
また、3カ月以内に自動車購入をしたいとする回答は15・4%で、1999年に同調査が始まって以来の最高値を記録した。
これに対し金融業界関係者は、収入の増加に伴い、人々の購買意欲も上昇しているとした。
(12月19日)

 

~北京ジャピオン2012年12月17日号

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