〝北京の鮮魚は危ない〟のデマ流出「安全は保障する」と食品監管局

【北京11月24日】最近、ネット上に水質汚染により鮮魚がスーパー等から撤去されているというデマに次ぎ、鮮魚の撤去はサンプル検査の情報が漏れたためだとする噂を受け、北京市食品薬品監督管理局は11月24日(木)、水産品の監督及び検査は同局の日常的な業務であり、情報の流出などの問題は存在しないとする声明を発表した。

同局の広報担当者によると、同局では今年、イシビラメ、ライギョ、ケツギョなどの重点品種以外にも海水魚、淡水魚に対し徹底したサンプル検査を行い、ベンズアルデヒドやニトロフランなど有機化合物の残留測定を実施。現在に至るまで、市内全体で水産品1036点のサンプル検査を行い、合格率は96・62%に達したとした。

生鮮食品の安全保障に関して、同局は目下、冬季食品安全専門取締り業務に照らし、北京市場に流れ込む海水魚、淡水魚を含む各種水産品のサンプル検査を強化しており、食品の安全は保障すると話している。

~北京・天津ジャピオン2016年12月05日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP