昨年の北京pm2・5平均濃度 前年比10%減、重度汚染は38日間

【北京12月26日】北京市環境保護局は1月3日(火)、2016年の北京空気レベル状況を発表した。これによると、昨年の北京のpm2・5平均濃度は1立方メートルにつき73マイクログラムで、前年比9・9%減となった。

北京市環境保護監測中心主任によると、昨年のpm2・5による重度汚染日38日間のうち、5級重度汚染は29日、6級厳重汚染は8日だった。この38日間のpm2・5濃度は1立方メートルにつき23マイクログラムで、年間平均濃度の3割以上を占めているとした。

また、北京のpm2・5分布図によると、南から北へ向かって濃度が低くなり、西南区の102マイクログラムに対し、東北区は49マイクログラムと、約2倍の差があるとしている。

一方、昨年の北京の空気レベル基準達成日数は198日間で、1級の〝優〟が68日、2級の〝良〟は130日だった。

~北京・天津ジャピオン2017年01月09日号~

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