撮影費強制の着ぐるみが横行 お咎めなしに市民らが苦情の声

【天津2月5日】春節休暇期間中、和平区濱江道国際商場付近に出現した〝着ぐるみ〟が一緒に撮影した写真の費用を要求していたことが問題となっている。

報道によると、着ぐるみたちは通行人を遮り、身振り手振りで一緒に写真を撮らせた挙句、1枚20元の撮影費用を請求していた。その行為は数日間にわたって行われていたが、取締りは一切なかったとしている。

目撃者の市民によると、着ぐるみは毎年、春節から元宵節の期間に金街、古文化街、海河親水平台などに集中して現れるという。こうした行為は観光客の気分を害するだけでなく、通行の妨げになり、危険にも繫がることが指摘されており、市民からは、関連部門による巡回の強化および取り締まりを望む声が挙がっている。

~北京・天津ジャピオン2017年02月13日号~

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