トイレットペーパー節約に奇策天壇公園に顔認識マシンが登場

【北京3月19日】観光客によるトイレットペーパーの無駄使いが横行していたことを受け、天壇公園では3月18日(土)、顔を認識した後、自動的にトイレットペーパーが出てくる〝顔認識トイレットペーパーマシン〟の試験採用を開始した。

同公園関連責任者によると、目下、この機械は実験的な段階で、約半月の実験後に効果を考慮して採用を検討するという。現在、北門、南門、西門の3つの公衆トイレに合計6台を設置、男子トイレ、女子トイレの入口にそれぞれの平均身長に合わせて高さを調整し、観光客から質問があった場合はスタッフが現場指導を行っている。帽子やメガネを外して画面の前に数秒間立つと、機械の下から60~70cmの紙が出てくる仕組み。操作に不慣れなため、観光客の平均利用時間は30秒と、普通の紙を設置するより若干長くなっている。

~北京・天津ジャピオン2017年03月27日号~

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