公安局アプリ〝朝陽群衆〟運営開始情報提供により63案件を摘発

【北京3月31日】北京市公安局朝陽分局は3月31日(金)、約2カ月間の試験運営を経て〝朝陽群衆〟アプリを正式にリリースしたことを発表した。また、同アプリの3月30日(木)までの登録ユーザー数は約5万人、情報提供数は約3000件に上ったとした。

〝朝陽群衆〟工作室責任者によると、試験運営期間、ユーザーの情報提供により朝陽警察が摘発した各種案件は63件、検挙した違法犯罪容疑者は91人、各種安全問題の未然解決は245件に上った。

同アプリは警察と民間との情報交換を密接にすることを目的としたもので、携帯番号、パスワードを登録してログインした後、公安機関の報道による各種情報が閲覧できるほか、ユーザーが動画や写真、文字による違法犯罪行為の通報、情報を直接、アップすることができる。朝陽区以外の区域における通報も地元の公安機関に情報が転送される仕組みで、管轄の公安機関が専門的な処置にあたるとしている。

~北京天津ジャピオン2017年04月10日号~

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