2022冬季五輪「国家速滑館」設計デザイン〝氷のリボン〟を発表

【北京4月25日】北京市規画和国土資源管理委員会は4月25日(火)、2022年北京冬季五輪のスピードスケート場となる「国家速滑館」の設計デザイン案〝氷のリボン(冰絲帯)〟を発表し、同日より30日間、奥運工程建設展示館にて模型を一般公開するとした。

関連責任者の紹介によると、「国家速滑館」は占有地約17ha、地下駐車場を除く地上4階、地下2階の建築面積は約8万㎡。場内シート数は1万2000席で、南北の長さは約220m、東西は約160m。建物の周囲を22本の〝氷のリボン〟のようなライトの帯で取り囲み、独特の外観を作り上げるとしている。

「国家速滑館」の設計デザイン案は昨年6月、国際コンペにより米国カンザスシティの設計事務所「POPULOUS(ポピュラス)」が選ばれた。同社は2014年ソチ冬季五輪のメイン会場、2012年ロンドン五輪のメイン会場、2006年トリノ冬季五輪のスピードスケート場などの設計を手がけている。

~北京天津ジャピオン2017年05月01日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP