トイレ紙は60cmまで 顔識別で使用量削減

【北京5月2日】北京市の天壇公園敷地内にある公衆トイレに近頃、人の顔を識別し適量のトイレットペーパーを提供する機械が設置された。

この機械は同公園の北門、南門、西門の3つの男女トイレに計6台を設置。一度に60~70cmのペーパーを提供し、人の顔を識別できるため、同じ人物がペーパーを取るには9分間を隔てる必要がある。利用者は「一度で認識されなかった」、「使い方の表示がなくわかりにくかった」などの難点を指摘。また子どもの身長に対応しておらず、親が抱きかかえる必要がある。

同公園職員によると、この機械を設置してから、トイレットペーパーの使用量が半分ほどに削減できていると言う。

~北京天津ジャピオン2017年05月15日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP