北京地下鉄は事故の多発を受け 9月末にホームドア全面設置へ

【北京6月8日】北京市交通委員会によると、地下鉄1号線四恵東駅と2号線西直門駅のホームドアの設置検査が完了し、6月10日(土)より使用を開始した。

北京市地鉄運営公司によると、1号線と2号線の他の駅についても、検査が終わり次第、順次ホームドアの使用を開始し、今年9月末の全面導入を目指す。

現在、地下鉄2号線のホームドアは全て取り付けが完了している。1号線については、駅の中枢部の改造により暫定的にホームドアを設置していない苹果園駅を除き、全ての駅で取り付けが完了、検査も進められている。

地下鉄1号線と2号線は、ともに建設時期が60〜70年代と早かったためホームドアが設置されておらず、ここ数年は人身事故が多発し、列車のダイヤや乗客に影響を与えるなど、社会問題となっていた。
~北京天津ジャピオン2017年06月19日号~

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