北京師範大食堂の伝統 手作り餃子で卒業祝い

【北京6月16日】卒業シーズン真っ只中の最近、北京師範大学の食堂では、従業員が餃子作りに追われている。

この卒業祝いは中国北方の〝餃子で送り出し、麺で迎える〟という風習に倣ったもので、6月21日(水)~30日(金)の期間、約20万個の手作り餃子を卒業生にふるまう。同校の卒業生は1枚1元のチケットで1人前約20個の餃子を食べることができる。食堂責任者によると、毎年、この時期には豚肉とネギ、ニラ玉子などを具材とした餃子を1日約150kg分作ると話している。

餃子は平安と幸福を象徴し、卒業生の幸運を祈る思いが込められている。

~北京天津ジャピオン2017年06月26日号~

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