気温35度で熱中症患者が激増 北京で灼熱の〝サウナ天気〟続く

【北京7月14日】北京急救中心120によると、7月10日(月)0時から13日(木)9時までに同センターで受けた熱中症の救急電話は39件に上った。

北京紅十字会999急救中心副院長によると、同センターでも最近、熱中症患者は40人以上に上り、13日は1日で13件の緊急通報電話を受けたとしている。

北京市では13日、平均最高気温35・7度、朝陽区では最高37・4度を記録し、湿度は50~85%に達していた。

同日午後、ネット上には天安門広場にてアフリカ人男性が熱中症で倒れている写真がアップされ、話題となった。ネット情報によると、男性は避暑のため北京に訪れたものの、男性の故郷アフリカより暑かったため熱中症状が現れたという。警備員の通報で救急車が駆けつけ、医療スタッフが男性の血圧と体温を測り、風通しの良い地下道で休ませた後、男性の症状は緩和したという。当時、天安門広場の地表温度は約60度に達していた。

~北京天津ジャピオン2017年07月24日号~

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