北京初のリニアが年末開通へ 1日の乗客数16万人を見込む

【北京10月17日】北京市重大項目建設指揮部弁公室によると、北京初のリニアであるS1線は、最近すでに全線の駅名も決まり、年末には石廠駅から金安橋駅までの区間でテスト運行を開始する。

S1線の駅は西から石廠駅、小園駅、栗園庄駅、上岸駅、橋戸営駅、四道橋駅、金安橋駅、苹果園駅の8駅で、現在苹果園駅の乗り換え部分が作業中であるほかは、主要部分の工事は完了している。

採用される中低速リニアモーターカーは6両編成で、最大積載人数1032人。開通当初は10本が投入され、運行間隔は最短で5分、最高速度は時速80km。1日のべ16万人、年間のべ5685万人を運ぶ見込み。

リニアモーターカーは揺れや騒音がほとんど無いのが特長。普通車両に比べて登坂能力が2倍、回転半径も小さいなど多くの利点を持ち、土地や空間の節約にも役立つ。

~北京天津ジャピオン2017年10月23日号~

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