中国大学生の起業熱は高止まり 起業家の7割が在学中に創業

【北京1月6日】中国人民大学は1月6日(土)、「2017年中国大学生起業レポート」を発表した。これによると中国大学生の起業意欲は依然として高く、また起業の低年齢化も進んで起業家の7割が大学在学中に事業を始めている。

レポートによると、起業意欲の高い大学生は26%で、2016年の18%から8ポイント増加。これに対して起業したいと思ったことのない学生は12・1%にとどまった。人気の起業分野は宿泊・飲食関連とネットショップ。起業する動機についてはお金を稼ぐことではなく、「自由な仕事と生活のスタイルを得ること」と答えた学生が最も多く31%にのぼった。

学生起業家の最大の問題は資金不足。約70%が本人、家族、仲間からの資金で創業し、ベンチャーキャピタルやイノベーションパークなどの環境整備を必要としている。

~北京天津ジャピオン2018年1月15日号~

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