〝春運〟乗車券、7割がネット活用 利便性の向上もダフ屋が課題に

【北京1月29日】最近、中国青年報社社会中心は〝春運(春節の帰省・移動ラッシュ)〟に関するアンケート調査を実施した。これによると、回答者の71・6%が〝春運〟の乗車券を購入する際に中国鉄道部公式サイト「12306」、または同アプリを利用していることがわかった。

そのほか、乗車券自動券売機、代理販売所、駅構内券売所での購入は27%、電話での購入が11・7%、ダフ屋から購入が4・3%だった。

また、回答者の72・4%が「今年の春運乗車券は購入しやすく満足」とし、「普通」が22・4%、「不満」と回答したのはわずか5・3%だった。一方、不満な点については59・6%が「依然としてダフ屋が横行している」と指摘。回答者の中には、「12306」で乗車券を入手できず、やむを得ず鉄道駅付近にいるダフ屋から通常価格の3倍で購入したと話す。また、「発売後、すぐに乗車券が完売したら、必ずダフ屋の仕業」だと指摘する声も挙がっている。

~北京天津ジャピオン2018年2月5日号~

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