2017年、中国人の海外留学 初めて60万人の大台に乗る

【京津3月30日】教育部が3月30日(金)に発表したところによると、2017年、中国からの海外留学者数は前年比11・74%増の60・84万人で、初めて60万人を突破した。これにより中国は連続で留学生輩出世界第一位となった。

留学先はアメリカ、ヨーロッパに集中しているが、中央アジアや東南アジアなど、中国が提唱する経済圏「一帯一路」沿線の国への留学者も前年比で15・7%増えた。

1978年~2017年の40年間、中国の海外留学者数は累計519万人あまりに達し、目下、約145万人が海外での学習や研究に従事している。

これに対し同年海外からは50万人近くが中国へ留学。留学者の出身国は韓国、タイ、パキスタン、アメリカ、インド、ロシア、日本、インドネシア、カザフスタン、ラオスが上位だが、こちらも「一帯一路」沿線国からの留学者が増えた。

~北京天津ジャピオン2018年4月9日号~

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