トラブル続きの八達嶺野生動物園 観光客がラクダのこぶから落下

【北京4月8日】野生動物園「八達嶺野生動物世界」で4月5日(木)、63歳の男性と4歳児がラクダから落下した件を受け、同園は8日(日)、当人にケガはなかったが「ラクダに乗って撮影」イベントは一時的に中止したと回答した。

目撃者によると、同日、園内の「おとなしい動物区」で男性と児童がラクダに乗っていた際、ラクダの四肢が激しく揺れたため高さ約2mのこぶから落下。男性はショックで眩暈やむかつきなどを起こし、児童は頭部と臀部を打ったものの大きなケガはない様子だった。

「八達嶺野生動物世界」によると、事故発生後、男性と児童は病院でCTなどの検査を受けたが、骨折や出血などの症状は見られなかった。

同園の弁公室主任は、過去にラクダによる事件は発生しておらず、同日の降雪の影響も考えられると話している。

~北京天津ジャピオン2018年4月16日号~

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