空気清浄機の品切れ続出 淘宝の販売台数64倍に

北京市では近日、空気の重度汚染や強風による砂ぼこりが多発し、市内の家電量販店では数千元前後の価格帯の空気清浄機が入荷後すぐに売り切れとなる状態が続いている。
大手家電量販店の大中電気では、2012年の浄化器類の売上げが前年に比べ63%増加した。
蘇寧電器では昨年10月から各店で品切れが相次ぎ、近日ダイキンやシャープなど売れ筋ブランドの空気清浄機、計1万台前後の発注をしたとしている。
また、ショッピングサイトの京東商城や中国アマゾンでも現在、フィリップスやダイキン、パナソニックなどの多くの空気清浄機が入荷待ち状態となっている。
淘宝網のデータによると、ここ30日間で微小粒子状物質「PM2・5」のキーワード検索回数が前期比23倍に、PM2・5除去作用のある空気清浄機の販売台数は通常の64倍にも達した。
(3月1日)

~北京ジャピオン2013年3月11日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP