【北京3月18日】近頃、英、米、仏、韓国などで博物館における参観者の〝自撮り棒〟携帯禁止令が実施される中、故宮博物院、首都博物館、北京芸術博物館は3月17日(火)、参観者の〝自撮り棒〟携帯不可を表明した。
故宮側は、観光客の〝自撮り棒〟使用は好ましくないとし、スタッフは観光客と文化財の安全を確保するため、状況を見て〝自撮り棒〟の使用を阻止する場合もあるとした。
一方、首都博物館は、博物館内での使用は不可だとし、現在、関連規定を策定中だとした。
また、北京芸術博物館の受付スタッフによると、同館は〝自撮り棒〟携帯不許可を規定し、観光客にも事前に注意を促していると説明している。
現在、市場に流通する〝自撮り棒〟には明確な安全基準はなく、価格も十数元から1000元と、品質に大きな差がある。
~北京・天津ジャピオン2015年3月23日号