【北京4月27日】北京市政府常務会は4月26日(火)、北京市一季度(1~3月)の空気レベル分析及び空気清浄化計画進行状況の聴取会を開催した。この席上で、北京市の一季度(1~3月)のPM2・5平均濃度は1立方メートルあたり68・5マイクログラムで前年同期比26・1%減少、空気レベル達成日数は61日で前年比21日増と、顕著に改善していることがわかった。
このほか、同期間の主要汚染物質PM10、二酸化硫黄、二酸化窒素はそれぞれ28・2%減、35・7%減、16・8%減だった。また、空気重度汚染日は合計11日間で、前年同期比2日減だった。
北京市では今年初めに2016年空気清浄化行動計画を制定。計画の3大戦略として、石炭、高排気車両、小型汚染排出企業の取り締まり処置を実施している。
~北京・天津ジャピオン2016年05月09日号~