本場・東北菜を味わう
柔らかな色調の空間を褐色の木彫りパーティションが引き締めるモダンな店内。静かな音楽が流れるゆったりとした雰囲気の中で、東北地方本場の味をいただけるのが、ココ「百福源」。
料理長の韓佳楠さんは若干30歳。「まだまだ鍛練中です」と語るその目は、東北男子らしく素朴で優しい。早速、若料理長のお手並み拝見だ。
肴と酒、そして友
今回の20%の金券還元を活かして、まず、真っ先にいただいたのは、「酸菜」と「五花肉(豚の三枚肉)」を40分かけて煮込んだ一品。これこれ! 東北料理に欠かせない食材といえば、何といっても「酸菜」。塩漬け白菜を自然発酵させることで醸し出す独特の酸味と、柔らかい豚肉の甘味との相性は抜群。
「食材はすべて東北から取り寄せています。味が違うんです。」とこだわりを見せる料理長。
さて、もう一品は「鍋包肉」。脂身の少ない豚肉に衣をつけて油で揚げ、独特の餡をからめた一品。サクッとした食感の後に、口の中に広がる甘酸っぱい香り! 女性や子どもに大人気というのも頷ける。
もう一つの魅力は、料理を引き立てる「百福源」オリジナルの白酒。アルコール度数も3種類から選べる。ここまでこだわりをお持ちとは、お見それしました!
旨い料理と美味い酒、そして最高の仲間と、今宵、東北の宴を開いてみては?
東北料理の王道「酸菜白肉血腸」&「黄桃鍋包肉」を召し上がれ!
【info】
住所;北京市朝陽区麦子店街46号
電話;010-6460-2075
営業時間;11時~22時
席数;220席、個室14
予算;55元~65元
~北京・天津ジャピオン2016年7月11日号~