【北京2月1日】中国農業農村部は2月1日(月)、公式サイトにて、北京市の野生の黒鳥が高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)に感染したと発表した。
中国動物疫病予防控制中心の報告によると、海淀区の圓明園遺跡公園の野生の黒鳥から致死率の高いH5N8亜型ウイルスが検出された。また、同じ場所に生息する15羽のうち3羽が発症、3羽が死亡していた。
感染確認後、生息地では緊急機制を発動し、周辺地域への消毒作業を実施。また、黒鳥及び生息地から257のサンプルを採取し検査を行った結果、すべて陰性だったと報告している。現時点では、その他の地区での感染は確認されておらず、抑制されたとみている。
~北京天津ジャピオン2021年2月8日号~