分厚い黒豚にこんがりいい色に揚がった衣。どうしたって白飯がほしくなる!
有名店のとんかつ
今年6月、麦子店の一番街にオープンした「青竹屋」。ラーメン屋+居酒屋が表看板なら、何を隠そう裏看板は「とんかつ」だ。「2008年から、カツを揚げてるんですよ」と語るオーナーは、とんかつ専門店として有名な「加藤屋」で修行を積んだ。もちろん、同店もその製法を受け継いでいる。
放し飼いで育てた黒豚を使用し、まずはコショウで下味を付ける。自ら経営するケーキ屋で焼いたパンを、手で大きめに千切って衣にする。衣に使うパンは、揚げた時にキレイな色が付くよう、あらかじめ水分を少なくしておくのがコツだという。揚げたてを一口かじれば、ザクッという豪快な音とともに豚肉と油のジューシーさがジュワッ~と広がる。これぞ、〝男のとんかつ〟だ。
定食で満腹・満足
同店ではオーソドックスな「とんかつ」(45元)に加え、ジューシーさ倍増の「チーズかつ」(48元)を用意。トッピングは、王道のとんかつソース、さっぱり大根おろし、おろし生姜から選べる。
これにご飯、サラダ、漬物、味噌汁が付いた「定食セット」(通常+8元)が、今回のサービスとなる。昼だけでなく、夜もがっつり定食で空きっ腹を思い切り満たすことができる。
食欲を覚醒させる〝ザクッ〟を体感しに「青竹屋」に駆け込もう。
【info】
住所:北京市朝陽区棗営北里15号賓都苑1番街2階
電話:010-6586-0880、136-9330-4111、183-0133-2139(日本語可)
営業時間:11時~14時、18時~23時
席数:全43席、カウンター12席、個室1
予算:約80元
~北京・天津ジャピオン2016年11月21日号~