お医者さんの御用達 ~第134回「荷葉飲」

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「荷葉飲」で夏バテを防ごう

――先生、これは漢方茶ですか?

先生 はい、「荷葉飲」という漢方茶です。
夏は中医で言う〝湿邪〟と〝暑邪〟(湿気と暑気)に犯されやすく、この2つが夏バテの原因になるとされています。
湿邪が体内に入ると、元気がなく疲れやすい、手足が重たい、眠気に襲われるといった症状が出ます。
暑邪は、暑くて口や喉が渇く、めまいがするといった症状を引き起こします。
そんな症状が出たら、この「荷葉飲」を飲んでください。
湿邪と暑邪を取り除き、夏バテを防いでくれますよ。

――へぇ~。あ、この葉っぱが名前にもある蓮の花の葉ですね?

先生 そうです。
「荷葉(蓮の花の葉)」と「生山楂(サンザシの実)」、「薏米仁(ハトムギ)」の3つの漢方が配合されています。
荷葉が湿邪を取り除き、生山楂は胃の働きを高めます。
薏米仁はむくみを取り除き脾臓の機能を高め、体内の熱を冷ます働きがあるんですよ。

――ほほぅ。少し漢方の香りがしますが、まろやかでおいしいですね!

先生 でしょう?
妊娠中の方以外であれば、子どもや身体の弱い方にも、毎日安心して飲んでもらえるよう配合しています。
荷葉と生山楂を各5㌘、薏米仁3㌘を水洗いし、熱湯約250㍉リットルを注いで飲んでください。
味がなくなるまで注ぎ足して飲めますよ。
漢方薬は薬局で小分けにしてもらえるので、手軽に試してみてくださいね!

 

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取材協力先/北京仁泰クリニック

 

 

~北京ジャピオン2013年7月15日号

 

 

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