4月3日(木)正午頃、北京市西城区地安門西大街にある路面店で火事が発生し、周囲の8棟に延焼する事態となった。
火は13時頃には消し止められ、男女各1人が付近の積水潭医院に運ばれたが、死者はいなかった。
目撃者によると、出火元は山西刀削麺餐館の裏側にある家屋と見られ、当日は風が強かったこともあり、火は瞬く間に隣家に燃え移った。
火事発生後、18台の消防車が駆けつけ消火活動を開始し、地安門大街の西から東へ向かう車線が交通規制され、渋滞が発生した。
また、付近にある電線も燃えたため、多くの民家で一時停電となった。
警察によると、焼損面積は180平方㍍。
病院に運ばれた男女のうち、男性が顔に軽いやけどを負ったが、女性に怪我はなかった。
出火元の家屋の違法性や火事の原因については、関係部門が調査を進めている。
(4月4日)
北京・天津ジャピオン2014年4月14日号