【北京9月24日】北京市発展与改革委員会は9月23日(火)、近日、公共交通価格調整公聴会を開催するとした。
同委員会によると、目下、公共交通の乗車券制度および価格調整の規則は基本的に確定しており、現行の一律料金制は距離による加算制に改定される模様。
また、地下鉄通勤価格優待政策を設け、通勤族の負担を軽減するとしている。
現在、2元の一律料金制を実施している地下鉄路線内の乗車距離は、最短が400m、最長が88kmで、その距離差は200倍にあたる。
市内の公共バスに関しては、約65%の路線が乗車1回につき1元の一律料金制で、最短は2・5km、最長は31kmと、12倍の差がある。
公共交通価格調整については昨年12月以来、北京市発展与改革委員会と北京市交通委員会および、関連機関が調査研究を進めている。
今年7月には、公共交通価格改革に関するイベントを開催、4万222件にのぼる意見を集めていた。
~北京・天津ジャピオン2014年10月6日号