〝双十一〟大セールに先立ち 消費者への品質保証を義務化

【北京11月3日】北京市工商局は11月2日(日)、ネット上で大型セールが行われる〝双十一〟(11月11日の「シングル・デー」)に先立ち、販売商に対し商品配送および返品交換、修理サービスを保証するよう警告した。
同局は10月31日(金)、アリババ、京東など10社の大型eコマース企業に対し、商品価格を吊り上げて割引後の実売価格を効果的に安くみせる商法の防止を要求、取引量や取引価格の虚偽を禁止した。
同局関連責任者によると、毎年の「シングル・デー」期間、大型eコマース企業各社が大規模なセールを開催、ここ2年間の統計データによると、毎年11月はネットショッピングのクレームのピークとなっている。
クレームは主に、商品の質、アフターケア、虚偽広告などの問題に集中している。このため、同局は各企業の責任者に対し、ネットショップサイトのトップページまたは企業概要のページに営業許可証などの情報を公開するよう要求している。

 

~北京・天津ジャピオン2014年11月10日号

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