【北京1月12日】近頃、朝陽区十八里店にある大型ゴミ中継所で自然発火による火災が発生し、火は見えないものの、鼻と喉を刺激する煙の臭いが1週間以上も周辺の住民を悩ませている。
付近の住民によると、1月9日(金)、住宅区内の2000人以上の住民が、異臭の原因となっている発火元を探索。
石材大世界一区の屋外ゴミ置き場でゴミが燃えているのを発見し、通報に至った。
住民らは、異臭のため自宅の窓を開けることもできず、外出時にはマスクが必要だとしている。
同所の責任者は11日(日)、ゴミが大量で運搬しきれず、堆積によりメタンガスが発生、自然発火に至ったと話している。
この一件が12日(月)に報道された後、関連部門は10台以上のゴミ運搬車を派遣し、ゴミの処理にあたり、17日(土)にはゴミの山の大半が運び出された。
同所の責任者によると、以前は1日2台のゴミ運搬車がゴミを運搬していたが、現在は1日14台の大型運搬車が処理を行っている。
~北京・天津ジャピオン2015年1月26日号