〝もっとも厳しい禁煙令”実施 飲食業、6割が検査で不合格に

【北京6月6日】6月1日(月)より〝もっとも厳しい禁煙令”が北京で正式に施行されたことを受け、北京市衛生監督所は6月5日(金)、初週の取締り結果を発表した。
これによると、検査を受けた2406企業のうち、約3割に違法行為が存在し、696企業が改正するよう命令を受けた。中でも、飲食業の6割が不合格だったことが分かった。
同監督所によると、禁煙令第一週目検査の結果、違法行為の発生率が高いのは飲食業で、合格率はわずか40.8%だった。また、娯楽施設やホテルの禁煙合格率も比較的低く、それぞれ62.75%、69.81%だったとしている。
一方、学校、党政機関の合格率は比較的高く、それぞれ72.85%、73.77%だったが、それでも約3割が不合格となった。
個人の違法喫煙に関しては、衛生監督員が禁煙指導にあたり、5日間で282人が違法喫煙の取締りを受けたとしている。
なお、市内の市属病院及び中央医療機関に対する検査では、15の病院が改正を命じられている。

~北京・天津ジャピオン2015年6月15日号

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