【北京7月2日】北京市環境保護局は7月2日(木)、2015年1~6月までの北京のPM2.5の累計濃度が前年同期比で15.2%下降したと発表した。
空気レベル達成日数は前年同期比で9日間増加した。
今年上半期、北京の空気中に見られる汚染物質の累計濃度は前年同期比で明らかに下降し、そのうち微小粒子状物質PM2.5の累計濃度は1平方㍍あたり77.7マイクロ㌘と15.2%の下降、二酸化硫黄、二酸化窒素、粒子状物質PM10の累計濃度がそれぞれ18.2マイクロ㌘、49.5マイクロ㌘、103.9マイクロ㌘と、各41.3%、14.5%、12.7%下降した。
このほか、空気レベル達成日数は88日間で9日間の増加。そのうち、1級(優レベル)の日数は23日間で、前年同期比で7日間の増加だった。
空気重度汚染日は16日間と、前年同期比で9日間減少している。
なお、PM2.5の国際基準は1平方㍍あたり35マイクロ㌘で、依然としてかなりの差が存在している。
~北京・天津ジャピオン2015年7月13日号