【四川省1月18日】四川省綿陽市森林公安局は近日、国家保護動物を加工・販売した罪に問われていた同省江油市に住む男が、懲役3年、執行猶予4年に処されたことを発表した。
同局は2014年1月、近隣住民の通報を受け男宅を捜索。男宅の裏庭に設置された自作の冷凍庫から、鹿の1種である「キョン」や「マエガミジカ」、「ヤマアラシ」など7種の保護動物が見つかった。うちマエガミジカは2180㌔、キョンは2905・8㌔、イノシシは5251㌔にも及び、市場推定価格は計41万元余りに上るという。
調べによると男は、09年から保護動物の加工品販売を始めており、「ジビエ」料理の愛好家らにギフトとして売られていた様子。
~北京・天津ジャピオン2016年1月25日号