負傷のサルSOS

観光客に助け求める

【四川1月31日】四川省の峨眉山にて1月30日(土)、観光に訪れた男性が、負傷したサルに助けを求められるという出来事があった。

サルは男性の息子のズボンをつかんで離さず、哀れな表情を浮かべていたという。サルの右下腿部にはナイロン製の紐が巻きついて深く食い込み、周囲が化膿し血も滲んでいた。

男性はサルを助ける装備がなかったため、家族を連れその場を離れようとしたが、サルは道路脇まで後を追ってきたという。男性はその後「微博」で助けを求め、下山した。

男性はサルの足に巻き付いた紐について、人間のイタズラではと話したが、同山景区管理委員会はこれを否定、サル同士のケンカや遊びが原因の可能性を示唆している。

~北京・天津ジャピオン2016年02月15日号~

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