高級家政婦は月額約1万元 料理レパートリーも基準に

北京家政服務協会は12月8日(土)、初となる、妊婦と新生児のケアを専門に行う家政婦の職業基準「母嬰護理師崗位規範」と参考給与額を発表した。
中国で〝月嫂〟と呼ばれるこの専門家政婦のサービスには今まで明確な基準がなかったが、同規範により、経験や技能によって初級、中級、高級の三段階のレベルに分類された。
月嫂は中学卒業資格を持つことが前提とされ、初級は実務経験1年以上、中級は2年以上、高級は3年以上が必要であるとしている。
このほか、職業訓練を受けた時間、調理可能な栄養スープの種類、産後の体型を戻す体操を教えられるか否か、母親の母乳分泌を助ける食事が作れるかなどが等級を分ける基準となった。
また、同時に発表された参考給与額は、同協会が市内50カ所以上の月嫂派遣会社に所属する一万人以上の月嫂の収入を調査し、算出した。
これによると、初級は3957~5241元、中級は5778~7195元、高級は7725~9909元だった。
(12月9日)

~北京ジャピオン2012年12月17日号

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