北京小中学校で新学期スタート 最初の授業で新「規範」を学ぶ

【北京2月20日】北京市の約100万人の小中学生は2月20日(月)、新学期を迎え、多くの学校では新学期最初の授業に最新版「北京市小中学生日常行為規範」を取り入れた。

2017年1月に発行された最新版規範は全15条、過去に常用していた「禁止」などの文言は大幅に減らした。「公演や試合を鑑賞する際は会場の要求を遵守すること。図書館で閲覧、または博物館を参観する際は静かにすること」などの指導や提唱が記載されている。

東城区和平里第四小学校では、ニュース報道方式で全校生徒に向けて最新版規範を放送し、続けて学生がアニメ形式で15条の内容を語り、最後に教師が全校生徒に良い習慣を身につける経験を伝授した。

一方、一部の小中学校では、伝統文化の体験を最初の授業とし、灯市口小学校では「香道教室」を採用。子どもたちは濛々と上がる線香のなか、中国管理科学研究院香文化研究所の名誉講師が語る中国の古人と香の物語に耳を傾けた。

~北京・天津ジャピオン2017年02月27日号~

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