北京観光地で事故の発生相次ぐ 市旅遊委員会が安全強化を通達

【北京8月22日】8月に北京市内の観光地で相次いで発生した事故を受け、北京市旅遊委員会は8月22日(火)、観光地の安全検査及び観光客の交通手段、娯楽施設などの安全管理強化を求める緊急通達を発布した。

8月11日(金)には房山区東湖港にて落雷による落石があり、観光客の1人が死亡、3人が軽傷を負っていた。

また、8月18日(金)には房山区十渡観光区拒馬楽園にて観光客の一人がバンジージャンプで水中に落ちる事故が発生した。幸いケガはなかったが、ロープの取り付け方に何らかの問題があったことが指摘されていた。

さらに同日、延慶区の野生動物園「八達嶺動物世界」にて観光客が子熊に左腕を咬まれる事故が発生。同園の動画によると、観光客は、車の窓を閉めるようにという巡回スタッフの忠告に耳を貸さず、窓を開け、子熊にエサを与え続けていた。

同委員会はこれらを踏まえ、安全に対する責任を追及し、事故の再発を防止するよう要求している。

~北京天津ジャピオン2017年08月28日号~

 

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